静岡市の画材屋フランドルの中の人のブログです。画材や額縁、美術に関する情報などを発信していきたいと思います。
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吸水性下地描き比べ
前回の記事で触れた吸水性下地の、簡単な描き比べをしてみました。
 シナベニヤにそれぞれ原液を2度塗りしています。
顔料ペーストを使って作った水彩絵具(4:1)、テンペラ絵具(4:1)、黄色が普通の水彩絵具、鉛筆、ペンです。
アラビアガム4:1の割合だとテカリが残りましたが、ペースト1滴でも結構絵具が作れます。

下地の隠蔽力は胡粉ジェッソが一番透明度高いようで、ざらつきといい、胡粉らしい表情が出ています。
数値でデータを出していないですし、全くの私見ですが、表面を触った時の白亜っぽさはミューがさらっとしていて自然な感じですかね。あまり変わりないですが。
容器の扱いやすさはやはりボトルタイプのほうが楽ですが、お客様からご意見として聞いたのは、中袋と保存容器と別の方が密閉性が保てるのと、外から揉んで撹拌できるので便利とのことでした。なるほどです…!
本気で下地から作る人や、私のようにちょっと試してみたい人では需要の観点が違うので、画材一つとっても一長一短だなぁと改めて勉強になりました。
まだまだ勉強しなければいけないことばかりで…奥深いです…(そして、楽しい!)

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