静岡市の画材屋フランドルの中の人のブログです。画材や額縁、美術に関する情報などを発信していきたいと思います。
<< December 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 公募展のお知らせ | main | 吸水性下地描き比べ >>
ホルベインエンジョイペインティングフェア
去る11月29日、ホルベイン工業主催のエンジョイペインティングフェアに遊びに行ってきました。
人気イラストレーターさんの講座やアウトレット商品の販売などが人気を集める中、けんぢょは透明水彩108色の自作色見本と顔料ペーストのワークショップがお目当て。
 108色すべての色を塗って完成させるシート(多分ウォーターフォード紙)
普段は水で溶いて薄くなってしまう絵具も、ほぼ水分のない状態で紙にのせるととても鮮やかです。
印刷ではわかりにくい微妙な色の違いも一目瞭然。
会場にはDUOの公募展で入賞した小学生も来ていたのですが、学童絵具にはない細やかなカラーバリエーションは、きっと彼らの創作意欲を高めてくれたのではないかと思います。
形の取り方や理論的な知識は大人になってからでも学べますが、色彩感覚は幼少時にどれだけの色を吸収したかということに拠るところが大きいそうなので、子どもたちにはたくさんの色を見て育って欲しいと思います。
(学童用絵具ってどうして少ない色数なんでしょうね…日本語には色を表す単語がたくさんあるのに。)

 念願の顔料ペーストの使用見本!
4月の記事でも紹介しました顔料ペースト、なかなか使う機会がなくて二の足を踏んでいましたがとうとう手に入れてきました♪
ワークショップでは水彩絵具を作って使ったのでアラビアゴムを混ぜましたが、アクリル樹脂・エッグメディウム・膠…何でも混ぜられる絵具の素。ホルベインガッシュの5本分くらいの顔料が入っているということ。
原液は粘度が若干高い触感です。ペーストと展色剤(糊となる成分の媒剤のこと)を大体3:7くらいの割合で混ぜて使うそうですが、写真の見本は1:2の粘度高めの絵具をわざと作って少し水で薄めたところに、更に水をたらしてみました。
うまく水の形が出て面白い表情になり、発色も濃い綺麗なブルーのまま乾燥した感じです。
表面の平滑な紙に試してこの感じなので、他の基底材ではどうなるのか、試し甲斐があって楽しみです。

吸水性下地アブソルバンの100mlボトルが出ていたことも、不覚にも見落としていたので買ってきました。
当店でも吸水性下地はミューグラウンドをお勧めしていてご好評いただいているのですが、如何せん量が多く、初めて試すにはちょっとハードルが高いものでした。(代わりになるものとしてリキテックスの胡粉ジェッソを試してみましたが、やはり少し違うようで…)
成分的にはこちらのほうが近いようなので、初めての吸水性下地、試してみます^^


JUGEMテーマ:画材フランドルのにっき
 
COMMENT