静岡市の画材屋フランドルの中の人のブログです。画材や額縁、美術に関する情報などを発信していきたいと思います。
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小技の利いた万能額縁
春の見本市で見て、待ちに待った新商品の額縁が入荷しました。
 さび金とアイボリーの2種類。
 見本市での様子はこちら。 
ゴテゴテ過ぎず、シンプル過ぎない丁度良い装飾で、色々な額装に使えそうです。
 模様のアップはこんな感じ。 
 上記の写真のように民芸色の強い作品は勿論、優しい色遣いの作品を入れても、ポップな抽象画を入れても合います。
見本写真を撮りながら、万能な子だなあとしみじみ…
早速ご予約をいただきました♪

このように表情のある額は、ちょっと難しい…と敬遠される方も多いかもしれません。
が。
額というのは合わせてみないと本当にわからないもので、例えばこの額
 主張が激しい黄赤の金色に、緑のアクセント、細かいテクスチャと要素盛りだくさんで結構難しい棹ですが…
 誂えたようにぴったり!
ちなみにこちらは、京都や東京で活動されている西澤初美さんの作品です。
大地から沸き上がる気のようなものを画面に落としこむ作品づくりをされている西澤さん、まさに作品の内側から輝くような、光の増幅装置の役目を額縁が果たしていて、一同で感心してしまいました。
写真ではあの輝きを伝えきれないのが残念です ><
9月に京都での個展を予定されているようですので、是非、生の絵の持つエネルギーに触れていただければと思います。

この額などは、2013年発売のものですが…
虫食い表現は苦手な方が多いのか、けんぢょは大好きでよくお薦めするものの、ちょっと違うなーと不採用になることもしばしば。
 渋目のマットと合わせて、水彩の爽やかさを強調してみました。
こちらは日本画愛好家のO様のスケッチを額装させていただいた時の写真です。
(O様の繊細な本画は、きっと秋の日本画連盟展で拝見できるでしょう!)

額縁は絵の服のようなものとよく言われますが、雰囲気に合わせて自由に額装を楽しんでいただければ、額縁屋冥利につきます^^

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