静岡市の画材屋フランドルの中の人のブログです。画材や額縁、美術に関する情報などを発信していきたいと思います。
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画材フランドルのWebサイトが出来ました

あっという間に7月も過ぎ、8月ですね!

一昨日搬入を終えた県美術家連盟展が昨日から始まっています。

展示の様子はまた後日更新しますが、県立美術館の改修工事が終わり、遅ればせの展覧会ラッシュがスタートしました。

毎週大きめの展示が入りますので、冷房の効いた屋内で一時の非日常をどうぞご体感ください。

 

さて、表題にありますように、この度フランドルのWebサイトがオープンしました。

http://www.frandle.net

とは言えメインの更新は、これまでどおりこちらが主体となりますが。

ひと目でわかるお店の所在地と営業時間の情報が欲しいとご意見をいただき、素人作業ながら簡単なHTMLを組ませていただきました。

 

まだ少し手を入れつつの運営となりますが、よろしくお願いします。

只今準備中でセレクト商品のWebカートも開設します。

ご注文専用メールフォームと合わせてご利用いただければ幸いです。

 

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先日の市民講習会での出張売店の様子です。

毎年執行錯誤しながら設営をしてきましたが、今年は結構、売店の形になったかなと自画自賛しております 笑

お試しコーナーも雑えて、大体一式いつもトランクマーケットに積んであるものになります。

依頼があればお教室での販売も可能ですので、どうぞご相談ください^^

 

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リキテックススプレー(ホワイト)入荷しました。
長期欠品しておりましたリキテックススプレーのホワイトが入荷しました。
大変人気の商品につき、複数本お求めのお客様は、あらかじめご一報いただけますと確実かもしれません。

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ようやく春らしい陽気になってきた今日この頃、各ギャラリーさんにて、冬の間充電されていた(?)皆様の作品発表も活発になってきました。
けんぢょは先日、磐田市のGALLERY PASSIONさんまで「静岡県西部学生美術展」出展作品の搬出に行ってきましたのでご紹介をば。

磐田駅から程近くのこちら、カフェ併設ながら天井高も3mある本格的な貸しギャラリーです。
大きな作品を鑑賞するのに十分な距離を取りつつも、広すぎないギャラリー内では、お茶をいただきながらゆっくり作品鑑賞ができます。

この日はオーナー玉井さんの写真作品が展示され、奥様のお茶のお教室が開催されていました。
色々とお話をさせていただいたのですが、
「静岡のような地方でも、美術を”楽しんで”続けていける糧になるような作品発表の場を提供したい(※意訳)」と仰っていたのが印象的でした。
独りで描いている作品を多くの他者の目に晒し、良くも悪くも意見を交換するということは、表面的な楽しさとは別の、向上心に繋がる楽しさを知る上でも重要です。

学校を卒業した後は美術から遠ざかってしまう方も多い中で、切磋琢磨を目的とした発表の場を設けることで、美術を続ける意義というか、美術界全体のベースアップに繋がるようなきっかけを与えられたら良いと仰っていました。
静岡におけるファインアートの振興という面において、もどかしく思う機会が結構ある私でしたので(ひいては業界の盛り上がりに繋がるとも思っているので…笑)、商業デザインや受験のためではない美術の振興を考えてくださっている玉井さんとは共感できる部分がありました。

通り沿いには旧赤松邸や旧見付小学校などのレトロ建築もあるので、観光がてら立ち寄ってもらえるようなギャラリーとして、いつかあるかもしれない個展のためにチェックしておきたいなぁなどと思ったりしたのでした^^

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IZUBIの審査結果
出ましたね。

Webの画像では判断しにくいですが、今年はリアリズムに偏った結果だったのでしょうか。
流行りと言えばそれまでですが、もう少し幅があっても面白かったんじゃないかなー なんて(素人が何を況んや…)
前回、割と挑戦的な画面の作品もあって作風に幅があったので、よく聞く「傾向と対策」の意味を知った気がします。

もちろん、皆さま力作揃いで生の作品を拝見できるのが楽しみなんですが(^^
先日のオリンピックフィギュアスケート女子シングルを思い出しました(笑)

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カフェギャラリーから(タブレット投稿練習記事)
こんにちは。けんぢょです。
タブレット投稿練習記事です。

池田の森ベーカリーカフェにて、《私の富士山 展》鑑賞がてらランチをしております。


リンクを貼りたいんだけど、うまく選択できなくて苦戦中…
リンクできたら後で繋げます(笑) ←パソコンから繋げました!

雰囲気の良い店内で美味しいパンを食べながら、ゆっくり作品を鑑賞させてもらいました。
心とおなかにごちそうさま〜

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アンティークモチーフ! 【タブレット練習記事】
だんなさん自慢のコレクションです(笑)

まだまだ沢山ありますよー
常に創作テーマを探求している店主です。
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旧ブログからお引越し中です
ただいま 旧ブログからお引越し作業中です。
オヤジの一家言
だんなさんが雑誌の取材を受けました。
9月26日創刊『PONZO』 にて、栄えある(?)愛すべき静岡のバカ100人に選ばれました。
わ〜っパチパチパチ!

  

 PONZOは、静岡県をクローズアップした情報紙で、ターゲットは仕事にプライドを持ちながら趣味にも手を抜かない40〜50代の男性。昭和/レトロモダン/アナログ/職人気質といったキーワードを掲げている。メインコンテンツの「愛すべき静岡のバカ100人」では魅力的な中年男性の生い立ちや価値観を紹介し、レギュラーコンテンツ「仕事の馬鹿力」では全国レベルで活躍する革新者を取り上げるという。(9月27日配信 ITmedia eBook USERより引用抜粋)

という訳で。
愚直に頑固に、絵具の純粋性にこだわるだんなさんの、熱い語りが掲載されています。
静岡県下をはじめ、Amazonでも取り扱いされています。
全国の書店には…どうなのかな?お見かけの際にはどうぞよしなに…

 Amazon紹介ページ


 
フランドル・ライブラリ
ご無沙汰してしまいました。
すっかり梅雨が明けて、連日厳しい暑さが続きますね。
皆さま熱中症にはお気をつけ下さい…


さてさて。
前の記事でスペインリアリズムに少しふれましたが、画集の蒐集が趣味のだんなさん
(※あくまでも参考文献。研究のためです。単なるコレクター趣味ではない!:本人談)
彼等に関係した蔵書も豊富です。
今日はちょろっとその内容をご案内します… (書影が無くてごめんなさい><)

Antonio Lopez Garcia/アントニオ・ロペス=ガルシア

Eduardo Naranjo/エドゥアルド・ナランホ


Jose Hernandez/ホセ・エルナンデス

精緻な描写はさることながら、いずれも単なる写実ではなく、再構築された画面が素晴らしい。

Claudio Bravo/クラウディオ・ブラボ

文句無しの描写力は参考になります。

こういった画集を参考に、
模写して表現を真似てみるも良し、
構図の研究をするのも良し、
イメージソースにするも良し。
いろいろな絵をたくさん見ることは、それだけで勉強になりますよね。
アカデミックな考察は、最初はよくわからなくても、数をこなしたり見たりすると何となく分かってきたりします。
頭でっかちでガチガチに固まってしまっても良くないけれど、そういった考察に触れる機会は、質の高い作品制作の為にもあって然るべきじゃないかぁと思います。
何より、画面のしくみというか、感覚的にぼんやり感じているものが言葉でわかってくると、制作がより面白く感じられるのではないかと。

ちょっとした予定なのですが、お店の一角に画集コーナーを設けて、ご来店の皆さまに自由に読んでいただけたら良いなぁと企画しています。
だんなさん自慢の蔵書を開放しますので、ぜひ楽しんでいただければ幸いです^^


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こんにちは7月
6月があっという間に過ぎ、7月になりましたね〜。

さて皆さま、昨日7月1日放送のNHK日曜美術館はご覧になりましたでしょうか。
今週は写実画家の礒江毅の特集でしたね。
私は途中から観たのですが、VTRコメントにアントニオ・ロペス=ガルシアが出てきてちょっと驚きました。
というのも、つい先日だんなさんからスペインリアリズムの魅力の講義を受けたばかりで^^
ロペスも礒江も耳に新しい話題でした。
だんなさんの愛読書に、アントニオ・ロペスがあるのは言うまでも無く。
ただ正確に写真のように対象を写しとる視覚的な「写実」ではなく、描かない事による三次元の再現性の重要さというか、説明的でない故の「絵画」の価値感について話しました。
彼らの「写実」はマチエールも含めての表現というところに、せっかく近くで生の絵を観れる機会があるのなら、ぜひ観に行きたいなぁと思いました。

けんぢょは芸術の理解に関して本当にペーペーなので、とっても面白くだんなさんの解釈を拝聴しました。しみじみと、まだまだ勉強が足りないなぁと痛感します。
よくわからないなぁと最近考えているのが、写真がある時代のリアリズム絵画の価値とか、説明と理解を求めない「アート」の価値とかなんですが…って話が逸れてきましたね。

とにもかくにも、やっぱり力のある作品制作には、フィーリングだけではないアカデミックな部分も重要ですね。画材についての勉強をしていると、結局のところそこに辿り着くので面白いです^^
お勉強する事たくさんありますが、楽しいです。


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針金の蝶々
すっかり夏の気候になりましたね〜
入梅してジメジメの日もありますが、晴れた日の緑の瑞々しさは何とも言えず魅力的。

さてさて。下の写真は巴川沿いにある喫茶店「リバー」さんにいた蝶々。

 

趣味で作ってらっしゃるお客様にいただいたものだそうです。
針金細工の胴体に、羽はプラ版にマニキュアで彩色されているのかな?
涼しげで可愛いですね^^
搬入作業の帰りに寄らせていただいたリバーさんは、大きな窓から眺める緑がとっても綺麗な、落ち着いた雰囲気の喫茶店です。

住宅街の中でひっそり、絵を描くマスターが実直に営むお店。
あれ、それってどこかで見た構図…? 笑
そうそう。小さいお店でも、街中の大きな店舗に負けない味とこだわりで頑張ってるんですよー^^

リバーさん、美味しいコーヒーをごちそうさまでした♪



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