静岡市の画材屋フランドルの中の人のブログです。画材や額縁、美術に関する情報などを発信していきたいと思います。
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オーダーメイドのハンドメイド額

 

 

今年の春より、希少なハンドメイド額の職人さんによるオーダーフレームの取り扱いを始めたのは以前ご紹介させていただきましたが、先日納品した完成品のお写真をいただいたので、ご紹介します。

9月に京都での個展を控えた注連埜絢さんが、和紙作品向けのものをお誂えくださいました。

じっくりと時間をかけて準備をしてきた個展用に、額装にもこだわりを持って向き合って下さっています。

 

作品は純和風の白拍子ですが、額縁は地味すぎず華やかすぎず、風格のあるものを。

まろやかな角の仕上げに、いぶし金のアクセントとダークな配色が相まって絶妙な格好良さ。

一見西洋風なマットもぴったり合っています^^

 

どんどんお上手に、表現が深まっていく注連埜さんの美しい世界は是非原画でご覧ください…!

 

注連埜絢 個展”みやまの調べ”

2016/9/17(土) 〜 2016/9/22(木)  ギャラリー:be京都

 

 

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手作りの額いろいろ
以前お話を伺ってきた額縁工房さんで、いくつか額を仕入れてきました。
基本的にオーダーメイドなので、同デザイン別サイズでの制作も可能。
今後在庫品を増やしていく予定なので、ご質問あればお気軽にご相談ください^^

手仕事ならではの丁寧な仕上がり、めちゃ格好良いです…!

  F4号 デコラティブ
   F4号 黒クラック
   F6号 クラシカルゴールド
  F3号 さび金
   F3号 ホワイトゴールド


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自作マットを作ってみました。
先日、その道30年のベテラン額職人さんの工房にお邪魔してきました。
製作途中の額を見せていただいたり、1点1点手作で仕上げるこだわりをお聞かせいただいたり、とても勉強になりました。

額縁の造りは、予め作られた棒状の棹を切って繋いだだけの"モールディング"と、そうでないものとに大別されます。
モールディングの額は比較的安価で仕上げられるものの、切って繋ぐだけなので角のつなぎ目が剥き出しのものが多く、衝撃に弱かったりします。
強度や仕上がりの質を高めるためには角に組木を差し込んだり、上から再塗装したりと手間をかけます。その分価格は上がりますが、見た目はやはり全然違います。
更に、塗料や箔の違い、仕上がりまでにかける工程の違いが額縁の印象と値段に反映されてくるわけで。
自分だけのオリジナルデザインで額を作るというのは憧れます…。
ハンドイドで額縁を制作される個人の職人さんは珍しいので、貴重なお話を聞かせていただけて良かったです。

額を作るまではいきませんが、けんぢょも先月のグループ展で自作マットの額装をしてみました。

木製の刃先(マットの窓抜き部分のキワ)と和紙を使って、ナチュラルな雰囲気を一層際立たせてみました。
金の刃先を使う「面金」加工は、絵をカッチリとした雰囲気で見せたい時に有効ですが、木製ですと程良い締り具合で、私のようなぼんやりした絵には良いなあと思いました。
色違いでいくつか作ったので、また色々合わせてみようと思います。
今回は和紙を貼り付けましたが、布地でも良いですし、ドローイングの紙を使っても出来ますね。
そうして偶には額装で遊んでみるのも、また一興。

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現代書道のモダン額装

文昌会展2015*書*今*夢
今日から伝馬町のノアギャラリーにて展示が始まりました。
現代書家の永田文昌さんを中心としたグループ展です。
出品者のY様、とってもモダンで素敵な額装ができたので、許可を頂いて載せさせていただきます。
 正面からは是非会場でご覧ください^^

ややもするとポップで人工的な印象になる真っ赤な額に、墨の繊細な濃淡がよく映えて格好良いです!
マットも真っ白ではなく微妙〜なアイスブルーで、赤の強烈さをうまく抑えつつひきたてています。
この赤、Y様ご自身でお選びいただいたとのこと。お、おしゃれ〜…!
もう1点受けさせていただいた額装も、ダマスク模様のような洋風マットを和額に合わせた渋格好良い仕上がりです。
書作品はシンプルな造形の中に力強さを内包しているので、和洋どちらにも合わせられて楽しいですね♪
Y様、額装させていただきありがとうございました!

作品展は13日(火)までです。

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小技の利いた万能額縁
春の見本市で見て、待ちに待った新商品の額縁が入荷しました。
 さび金とアイボリーの2種類。
 見本市での様子はこちら。 
ゴテゴテ過ぎず、シンプル過ぎない丁度良い装飾で、色々な額装に使えそうです。
 模様のアップはこんな感じ。 
 上記の写真のように民芸色の強い作品は勿論、優しい色遣いの作品を入れても、ポップな抽象画を入れても合います。
見本写真を撮りながら、万能な子だなあとしみじみ…
早速ご予約をいただきました♪

このように表情のある額は、ちょっと難しい…と敬遠される方も多いかもしれません。
が。
額というのは合わせてみないと本当にわからないもので、例えばこの額
 主張が激しい黄赤の金色に、緑のアクセント、細かいテクスチャと要素盛りだくさんで結構難しい棹ですが…
 誂えたようにぴったり!
ちなみにこちらは、京都や東京で活動されている西澤初美さんの作品です。
大地から沸き上がる気のようなものを画面に落としこむ作品づくりをされている西澤さん、まさに作品の内側から輝くような、光の増幅装置の役目を額縁が果たしていて、一同で感心してしまいました。
写真ではあの輝きを伝えきれないのが残念です ><
9月に京都での個展を予定されているようですので、是非、生の絵の持つエネルギーに触れていただければと思います。

この額などは、2013年発売のものですが…
虫食い表現は苦手な方が多いのか、けんぢょは大好きでよくお薦めするものの、ちょっと違うなーと不採用になることもしばしば。
 渋目のマットと合わせて、水彩の爽やかさを強調してみました。
こちらは日本画愛好家のO様のスケッチを額装させていただいた時の写真です。
(O様の繊細な本画は、きっと秋の日本画連盟展で拝見できるでしょう!)

額縁は絵の服のようなものとよく言われますが、雰囲気に合わせて自由に額装を楽しんでいただければ、額縁屋冥利につきます^^

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クラシックモダンな額縁
9月の記事で紹介した額縁が入荷しました。
  
角に描き入れられた装飾がクラシカルで華やかな一方、フラットでシンプルな木地の外枠との組み合わせが現代的な印象を与えます。
 油縁ですが、絵の収納部が背面に出っ張らないのもスッキリ好印象。
 装飾のないもっとシンプルなものも。丁寧な仕上げだからこそ成立するバランスです。
見本市で見た時はお花や静物が入っていましたが、人物でも良いですし、風景でも邪魔しませんね。
全面が金や銀ではないので、ぎらつき過ぎず、何にでも合わせられそうです。
とても綺麗な額なので、ぜひ実物を見て頂きたいところですよ〜^^

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額縁の見本市に行ってきました。
こんにちは。けんぢょです。
「あ。」っという間に、9月も半ば…ええっそんな〜!
記事の下書きばかりが溜まってしまい、更新が追いつかず><;;
覗いて下さる方、すみません。
ぽつぽつですが、UPしていきますので、また時々覗いて下さると嬉しいです。

●お知らせ●
11月の県展、静岡県芸術祭ふじのくに芸術祭2014に出展をお考えの方は申込締切が迫っています。
事前に出品料を納付の上、応募申請しないと出展できませんのでご注意ください。
出展申込期限は9月25日までです。
搬入出代行利用者様は、店頭にて一括申請を受け付けておりますので、ご希望の方はお申し付けください。

さて、去る9月3日大阪にて行われた額縁の見本市に行ってきました。
現行品とはちょっと変わった額もいくつか仕入れましたので、数が揃っている今、掘り出し物のチャンスです^^
どうぞ店頭でご覧ください♪
新作のおすすめはこちら…
 上品で華やか。
 これは限定品です。シックで素敵。

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シャープな額縁入荷しました
新しく入荷した額縁が格好良いのでご紹介します。
 
箔の内側に黒いラインが入ったデザイン。
箔部分9mmの細さにこだわった作りで、全体でも13mmと太すぎず細すぎない絶妙なラインが秀逸です。
裏板はパネル仕様になっていて、縁幅が薄くても安心。
燻した色味が味わい深さと品の良さを印象づけます。
シャープですが、強すぎない尖り具合で使い回しも効きそうです^^

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先日、こっそり今年も応募させていただいたスペース十夢さんのサムホール展を観てきました。

年々充実した作品が増えているなと感じます。
私も普段なかなか絵を描けてはいませんが、それでも定期的に参加することで、少しは成長のための肥やしになれば良いなあと思います。

会期は明後日までです。

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メールアドレス復旧しました&額縁特価品のお知らせ
メールアドレスfrandle.net復旧しました。
ご迷惑をおかけしました。
ちなみにGmailの方はけんぢょのトランクマーケット宛になりますので、また何かあれば引き続きご利用ください。

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(7月27日)
本日も引き続き、夏季市民美術講習会会場からの更新です。
会場内の写真は撮れないのですが、”楽器を持った女性”の着衣モデルの方が時々ヴァイオリンを演奏していたり、裸婦モデルの方がかなりアクロバティックなポーズをとっていたりと、今年もなかなか良い雰囲気です。
皆さん集中していらっしゃいます…
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……と、いう記事を途中まで打っていて、更新できずじまいでした^^;
だいぶ日が経ってしまいましたがお疲れ様でした。
人の製作風景を見ているのも楽しいですが、見ていると自分も描きたくなるので、良い刺激になりますよね。
最後、全員の作品を並べて講評会をするのも勉強になります。
予備校などでもそうですが、他人の作品を見る目を養うことは、翻って自分の作品を見る目を養うことになるので大事ですよね。
年1回だけの開講は勿体無いなぁと、事務局のご苦労をよそに暢気に考えたりしてしまう私なのでした。


以下、額縁の特価品のお知らせです。
■S0サイズ用本縁(木製面金付/乳白/ガラス)¥5000(税込)
   
縁幅5cm程度のシンプルな額です。
麻キャンバス又はパネル付で、限定9枚のみの販売となります。
Sサイズの本縁は受注生産品であることが多いので、特価品が出てくるのは珍しいです。
さっぱりしていて使いやすそう。

■インチサイズ用マット付き水彩縁(樹脂転写/ナチュラル/ガラス)¥800(税込)
 
オフホワイトのマットを一つ窓にカットします。(サンプル画像はハガキサイズにカット)
背面画像を撮り忘れてしまいましたが、縦横用吊り金具とプラスチックトンボがついています。
限定10枚のみの販売となります。
樹脂製ですが、ナチュラルなので質感はあまり気にならないかと思います。

数が決して多くはないので、複数枚御入用の方はあらかじめご連絡いただけますと幸いです。

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漆喰でできた額
2014年最初の記事になります。
ご挨拶が遅くなりましたが、本年もどうぞよろしくお願いたします。


さてさて。
ちょっと面白い額縁が入荷しましたのでご紹介です。
 これ、漆喰で塗装された額なんですよ
 角アップ 側面にもしっかり塗られています。
剥離を防ぐための特別配合で作られた漆喰を使っていますので、質感はそのままに、長くお使いいただけるよう工夫されています。
ヨーロッパからの輸入縁で、同じようなマチエールでもテカテカしたエナメルの額棹がここ数年流行っているようでしたが、個性が強すぎてなかなか日本での額装は難しいかな、と見ていました。
対して、漆喰のマットな質感でしたら使いやすく、シンプルでも一味違った額装が出来るのではないかと思います。

漆喰の塗装も面白いですが、金属を塗りつけた額なんかもあったりします。
 だんなさんの鍵コレクションを添えて…
 角アップ 全面に塗りつけてないのが良いですね〜
写真でうまく伝わると良いのですが、塗料じゃなくて溶かした金属を直接塗ってあって、渋格好良い光沢と経年変化が楽しめます。
試作品をいただいたので、全部で3種類全て違う金属・表情をしています。
面白い…けど、マニアック(笑)、けど、格好良い!!


そんなわけで。
マニアックな品揃えには定評があるお店(というか、店主?)なのでした〜


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